2009年5月8日金曜日

臓器移植指針、1年間先送り

WHO 新インフル対応優先
 【ジュネーブ=大内佐紀】
 今月18日に開会する世界保健機関(WHO)総会で予定されていた、海外に渡航しての臓器移植の自粛を求める新指針の採択は、2010年の総会まで1年先送りされることが決まった。
 外交筋によると、WHO事務局は新型インフルエンザへの対応が急務となっていることに伴い、10日間の総会日程を5日間に短縮する方針。事務局が7日各国に提示した議題から、当初含まれていた臓器移植問題が削除された。
 日本の臓器移植法は臓器を提供できる年齢を15歳以上と定めており、海外でしか移植を受けられない小さな子供が多い。WHOの新指針が発効すると、子供が移植を受ける機会がなくなるため、年齢制限緩和に向けた同法改正案が国会で検討されている。WHOの指針採択が先送りされることで、国会審議に影響が出る可能性がある。
2009年5月8日付 (読売新聞)
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090508-OYT8T00271.htm

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