2009年5月23日土曜日

盧武鉉韓国前大統領、追い詰められ自殺か

 韓国の盧武鉉前大統領が23日死亡したのは、不正資金供与疑惑をめぐる最高検の捜査が長期化し精神的に追い詰められた結果の自殺とみられており、捜査中断は避けられない。詳しい原因や経緯の解明が急がれる。
 検察捜査のあり方に批判も出ており、韓国政界や社会での新たな対立の火種となる可能性もある。
 前大統領は先月30日に最高検で聴取を受けた後、沈黙を保っていたが、聯合ニュースによると、側近に対し最近「(検察の捜査を受け)すごく疲れた」と漏らしていたという。
 当初、検察は前大統領の聴取直後に在宅起訴か逮捕状請求かを決めるとみられていたが、最終判断は先送りされてきた。
 一方で今月に入って検察は長女を聴取し、有力後援者から40万ドル(約3800万円)の資金提供を受けていたことが新たに判明したと発表。23日には権良淑夫人を再聴取する計画だったとされ、「外堀」は埋まりつつあった。
 前大統領の支持者からは検察捜査について「国策捜査」「政治報復」との非難が強まっている。
2009年5月23日付(ニッカンスポーツ)
続きは・・・http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20090523-498058.html

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