2007年12月18日火曜日

年金特別便12月17日から 5千万件問題、第1陣25万通

 基礎年金番号に未統合で誰のものか分からない「宙に浮いた」年金記録5000万件について、社会保険庁は持ち主とみられる人に確認を促す「ねんきん特別便」を17日から発送する。既に年金を受け取っている受給者あての25万通が17日の発送分だ。

 来年3月末までに1000万人前後に送るが、内訳は社保庁がコンピューターで「名寄せ」(照合)した結果、氏名、生年月日、性別の3条件が一致した受給者250万人と現役加入者600万人。条件を緩めて検索した100万~200万人となる。

 現在受け取っている年金額に直接影響することから受給者を優先し、現役の加入者には来年2月下旬から発送する。

 特別便が届いた人は、加入履歴の一覧に漏れがないかをチェック。この一覧はあくまで社保庁が基礎年金番号で把握している記録で、漏れている可能性のある記録については、一切載っていないので注意が必要だ。

 記録に訂正がある場合は、同封の照会票に記入し、受給者は年金証書と一緒に社保事務所などに持参。加入者は返信用封筒で返送する。訂正がなければ、照会票の確認はがき部分を切り取って返送する。

2007年12月16日付 朝刊(中日新聞)

続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007121602072492.html

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