2007年12月10日月曜日

アイマスクで卓球に挑戦 大津でまつり、障害者の立場を実感

障害者スポーツや舞台公演、作品展示などを通じ、障害者福祉への理解を深めてもらう「ほかほかまつり」が8日、大津市におの浜4丁目の市立障害者福祉センターと、隣接するにおの浜ふれあいスポーツセンターで始まった。

 今月3日から9日にかけての障害者週間に合わせ、市内の各障害者福祉協会などでつくる実行委員会が開いている。障害者にも活動に参加する意欲を高めてもらおうと、昨年から始めた。この日は約500人が参加した。

 会場には、障害者スポーツの体験コーナーが設けられ、アイマスクをして盲人卓球に挑戦した人たちは「見えない」「難しい」と言いながら何度も取り組んでいた。

 展示コーナーでは絵手紙や似顔絵、毛糸の編み物なども並んだ。絵手紙や編み物を出展した同市坂本7丁目の竹内三彩さん(26)は「作品に思いがこもっていて、みんなうまい」と話していた。  9日も両会場で開かれ、車いすや点字などを体験するコーナーや舞台発表がある。無料。

2007年12月8日付(京都新聞)

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