2007年12月29日土曜日

薬害肝炎、全面解決へ 救済法案、1月9日にも成立

 自民、公明両党の「与党肝炎対策プロジェクトチーム」(座長=川崎二郎・元厚生労働相)は28日、薬害C型肝炎の被害者を一律救済する法案骨子を正式決定した。

 薬害C型肝炎訴訟の原告側との協議での合意に基づくもので、野党各党も同法案に基本的に賛成する考えだ。今国会中の成立は確実で、同訴訟は全面解決に向かう。法案は1月9日にも成立する公算だ。政府と原告側が正式和解する際に交わす「基本合意書」骨子も決まり、厚労相が第三者機関を設置し、薬害肝炎問題の検証を行うことなどが盛り込まれた。
2007年12月29日付(読売新聞)

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