2008年9月4日木曜日

総選挙へ態勢づくり 福田首相辞任で滋賀県内の各政党

 福田康夫首相の辞任表明で、滋賀県内の各政党にも「衆院解散・総選挙が早まるのでは」との見方が広まっている。各党の関係者は2日、選挙準備を急ぎ、態勢を強化する考えを相次いで示した。
 「こんな事態になり驚きだが、党組織の選挙に向けた動きをつくっていかなければ」と、自民党県連の辻村克幹事長は気を引き締めた。総選挙の時期は「来年度当初予算が通ってから」と来春を予測し、各市町単位の支部や婦人部、青年部の組織固めを急ぐとした。
 公明党県本部の高橋健二幹事長は「年末年始の解散総選挙を想定していたが、早まることも考えないといけない」と語り、「態勢づくりを検討する。緊張感を持ってやっていく」と話した。
 一方、早期解散を求める民主党。朝倉克己県連幹事長は3選が確実視される小沢一郎代表を招く28日の県連主催パーティーが「決起集会の様相になる」と意気込む。自民党支持の経済界や農業系団体への働き掛けも強め、政権交代に向け支持層拡大を目指す。
 共産党県委の奥谷和美委員長は、比例議席の拡大を最大目標に「街頭や自治会別の演説会などで広範な支持を呼び掛ける」として、候補者擁立の方針が未定の4区についても検討を急ぐとした。
 社民党県連の鎌田明彦幹事長は「解散が早まるかは、次の首相次第」と見て、民主党との選挙協力を視野に準備を進め「いつでも対応できる態勢をつくる」としている。
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2008年9月4日(京都新聞)

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