2008年9月10日水曜日

自民総裁選告示へ、麻生氏が議員票4割固める

 次期衆院選に向け、与党の「選挙の顔」を選ぶ自民党総裁選が10日告示され、22日の投開票に向けて選挙戦がスタートする。
 読売新聞が同党所属国会議員を対象に投票動向を調べたところ、麻生太郎幹事長(67)(麻生派)が議員票(386票)の4割強をすでに固め、優勢に立っていることがわかった。
 麻生氏のほか、小池百合子・元防衛相(56)(町村派)、与謝野馨経済財政相(70)(無派閥)、石原伸晃・元政調会長(51)(山崎派)、石破茂・前防衛相(51)(津島派)が立候補する総裁選では、経済政策に加え、安全保障政策をめぐり政策論争が展開される見通しだ。
 読売新聞が行った議員の投票動向調査によると、9日深夜現在、麻生氏を支持することが明確な議員が163人に達した。これは党所属議員の42%にのぼる。
 派閥別にみると、麻生派(20人)と二階派(16人)をほぼ固めた。さらに、伊吹派(28人)の約7割、高村派(15人)の約半数の支持も取りつけたほか、町村派(88人)、古賀派(62人)の約4割も麻生氏支持となっている。津島派(70人)、山崎派(41人)の一部も支持に回った。
 小池、石原、石破、与謝野各氏の支持は9日夜現在、いずれも1割に届いていない。小池氏は、町村派の一部や自民党山崎派の武部勤・元幹事長が率いる政策研究グループ「新しい風」のメンバーからも支持を得た。石原氏は所属する山崎派のほか、古賀、町村両派の一部も取り込んだ。
 石破氏への支持は所属する津島派が大半で、広がりに欠けている。
 与謝野氏は古賀、町村両派、無派閥などから支持を集めている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080909-OYT1T00893.htm
2008年9月10日付(読売新聞)

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