2008年7月17日木曜日

障害者にも理解しやすく、17日から模擬裁判 東京地裁

 市民が刑事裁判に参加する裁判員制度の来年5月開始に向け、目や耳の不自由な人が裁判員役を務める全国初の模擬裁判が東京地裁で17日から2日間の日程で開かれる。法廷で手話通訳士がやり取りを通訳したり、証拠図面の内容を口頭で詳しく説明したりし、視聴覚障害者が審理内容を十分に理解できるよう工夫をこらすという。
 模擬裁判はナイフで人を刺した被告が殺人未遂罪で起訴された事件で、被告が殺意を否認しているという設定。犯行時に殺意があったか否かが主な争点となる。
 東京地裁の2つの法廷で実施し、裁判員役には市民が各6人選ばれた。聴覚障害者1人、視覚障害者1人が2つの法廷に分かれて参加する。(07:00)
全文・・・http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080717AT1G1603J16072008.html
2008年7月17日付(日刊NET)

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