2009年6月7日日曜日

AF機乗客2人の遺体、現場海域から発見

 ブラジル北東部レシフェ(CNN) リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス(AF)航空のエアバス330型機が大西洋に墜落したとみられる事故で、ブラジル海軍艦船は6日、現場海域の捜索で回収した遺体が、乗客2人であることを確認した。
ブラジル空軍の発表によると、遺体は約675キロ南方のフェルナンド・デ・ノローニャ諸島に移送された。今後さらに航空機で、355キロ北方のレシフェに運ばれ、ブラジル当局による検視が行われる。
この日は午前4時頃、空からの捜索で、予約コードが確認できる航空券が入ったバックパックやブリーフケースも発見され、AFは乗客の手荷物であると断定した。機体に備え付けの酸素マスクや青色の座席の回収され、座席については番号を手がかりにAF機のものか確認する作業が続いている。捜索海域は20万平方キロに拡大された。
一方、仏捜査当局によると、AF機は墜落したとみられる時刻までの約4分間、不具合を伝える自動信号を24回発信した。悪天候下の飛行速度に異常があったことを示したものとみられる。
当局はこのほか、AFが旅客機製造元エアバスから勧告されていた部品交換に応じていなかったことを指摘した。エアバス関係者がCNNに語ったところによると、同社はAFに速度監視装置の改善を助言したが、対応は義務ではないとしている。
2009年6月7日付(CNN)
続きは・・・http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906070003.html

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