2009年6月7日日曜日

「チャレンジのスタート」岡田監督…終了間際に退席処分

 日本、第1号で南ア切符を獲得――。
 サッカーの2010年W杯南アフリカ大会アジア最終予選で、A組の日本は6日、タシケントでウズベキスタンを1―0で破って勝ち点を14に伸ばし、4大会連続4度目のW杯本大会出場を決めた。前回ドイツ大会に続いて2大会連続で、世界で最も早い予選突破を果たした。日本は9分、中村憲のパスを受けた岡崎がチーム最初のシュートを頭で押し込み、幸先良く先制。ウズベキスタンの出足の良さに押されたが、無失点で前半を折り返した。後半も守勢に回り、終了間際には長谷部が一発退場、岡田監督も退席処分となったものの、懸命の守備で逃げ切った。10日の最終予選第9節で、日本はホームでカタールと対戦する。
 何も言ってない
 試合終了間際に長谷部の退場を巡って、岡田監督が審判に抗議したとして、退席処分を受けた。喜びの瞬間は、ピッチから離れた場所で迎えることになった。監督は「全然何も言ってない。選手に指示を出していたら、退場と言われた」と苦笑い。
 岡田監督「本当にタフな試合だったが、選手はひるむことなく、よく戦ってくれた。これでようやく目標に向かってスタートラインに立つことが出来た。これから僕らのチャレンジが始まる」
 日本・中村俊「審判(への対応)も難しかったけれど、アウェーで勝てたのは、どんな形であれ、良かった。『パスした後に動く』、『連動する』というイメージを持っていたが、こういう難しいゲームでも勝ち点3にこぎ着けたのは、新しい引き出しができた」
 岡崎「アウェーできつかった。(先制点は)本当にうれしいですね。キリンカップとかでしか決めていなかったので、やっとチームのために何か出来た。まだまだ課題があるので、もっとレベルアップしたい。これで終わりではなく、始まり。とりあえず、予選を突破できて良かった」
 中沢「うれしい。非常に苦しいゲームで1―0という結果を残せた。最後押しこまれたが、チームがワールドカップに行きたいという気持ちが出た。その結果がこの勝利」
2009年6月7日付(読売新聞)
続きは・・・http://www।yomiuri.co.jp/sports/soccer/representative/news/20090607-OYT1T00142.htm

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