2009年8月30日日曜日

3選挙区12陣営に審判/即日開票 深夜、大勢判明

 「政権選択」が焦点となる第45回衆院選は30日投票、即日開票される。7月21日の衆院解散後、事実上40日間の選挙戦となった真夏の戦いも29日、ついに終幕。香川県内3小選挙区の12陣営は、この日も勝利を信じて選挙区内を奔走し、審判を下す83万人の有権者に「あと一票」を訴えた。開票が順調に進めば、小選挙区は30日深夜までに当落が判明、比例代表は31日午前1時30分ごろに確定票がまとまる見通し。 香川県内3小選挙区には、1区4人、2区3人、3区5人が立候補。自民、民主両党による政権争いがクローズアップされる中、自民は連立与党を組む公明党の推薦を受けた3人が、「実行力」と「責任力」を強調し、引き続き政権を担う決意を示してきた。 一方、追い風を受ける民主は1、2区に前職と新人を擁立。「政権交代」の必要性を唱え続け、保守王国香川で初の小選挙区勝利を目指す。民主と選挙協力する社民新人は、民主候補のいない3区で奮闘。このほか、共産、無所属、幸福実現党の各候補も「自公退場」や「新しい政治の実現」などを訴えてきた。 選挙運動最終日の29日、各陣営は朝から選挙区全域に選挙カーを走らせ、「最後のお願い」を連呼。夜には総決起大会などを行い、浮動票の掘り起こしや支持固めに全力を挙げた。 投票は香川県内467投票所で原則、午前7時から午後8時まで実施。開票は19会場で午後8時30分~同9時20分の間にスタートする。 県選管によると、開票状況は午後9時30分現在を同10時、同9時50分現在を同10時20分に速報。その後は30分ごとに発表する。小選挙区の確定票が出るのは1区が31日午前1時ごろ、2区が同午前0時すぎ、3区が30日午後11時30分すぎの予定。 また、新型インフルエンザの感染拡大を受け、各市町選管は投票所で感染防止策を実施する。高松市選管では、71カ所の投票所入り口に消毒液を設置するほか、会場の換気の徹底などを講じる。
2009年8月30日付(四国新聞)
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