2009年8月22日土曜日

党首討論詳報】(3)鳩山氏「質問に答えていない」、首相「答弁を理解していない」

  --これから恒例の党首同士のディベートに移る。持ち時間は1人8分、テーマは自由。では今度は鳩山代表から。
 鳩山代表「それでは、麻生総理にお尋ねする。さきほど麻生総理は子供に夢を、若者に希望を、お年寄りには安心をとおしゃった。子供からから夢を奪ったのは誰なんでしょうか。若者から希望を奪ってしまったのは誰なんでしょうか。特に年寄りから安心感を全く奪ってしまったのはどの政権なのか。むしろ、そのことを厳しく問いたいと思います。国民の多くはそこに怒っている。私はそう確信をしています」
 「景気が回復する兆しが出てきた、そのような話があったが、私はまるでこれは国民の実感からはずれていると思います。特にリーマンショックのころも、その前の10年間、自民党は景気は回復している、景気はいいんだ、いざなぎ景気を超えているとおっしゃっていた。その10年間で家計の収入が100万円落ちている。景気がいいはずなのに、国民の懐は100万円減ってしまっている。ここにこの国の大きな難しさがある。そう思っている。しかし、麻生総理は景気回復の兆しだと。2%、来年度末までに必ず景気を回復させる、その時には消費税の増税だと公約されたわけだ。国民の実感とはかけはなれた現実であるにもかかわらず、このような数字の上での景気が、例えば2%回復したという状況になれば本当に麻生総理は消費税の増税されるのか」
 麻生首相「昨年の10月、当時は政策より政局、経済対策より解散総選挙という声が大きかったと存じます。私は少なくとも今、経済対策、景気対策、雇用対策が優先される、少なくともアメリカ発の世界発の同時不況ということになりました。過去60年間でこんなことはありませんから。その意味でこれに集中するのは当然だということで、この10カ月余りで4回の予算編成をさせていただき、経済対策というものに集中させていただいたと存じます。結果として、今日の経済指標の発表をみても間違いなく1年3カ月ぶりに経済指標は上がった。プラス3%台まで乗ってきた。こういったのは、これまでの対策の成果だったと思っております」
2009年8月18日付(産経ニュース)
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171457011-n1.htm

0 件のコメント: