2009年8月29日土曜日

酒井被告離婚か、芸能界もあきらめた

 タレント酒井法子(本名・高相法子)容疑者(38)が28日、覚せい剤取締法違反(所持)の罪で、東京地検に起訴された。酒井被告は覚せい剤を使用した疑いで追送検されており、地検は捜査を継続、9月中に追起訴する方針。酒井被告の弁護士は保釈申請はしていない。酒井被告が任意同行を拒否し立ち去った際に同行した建設会社会長(71)がこの日、あらためて取材に応じた。出頭まで関東近郊を転々としていた空白の6日間に、酒井被告がすでに芸能界引退や夫高相祐一容疑者(41)との離婚をほのめかしていたことが分かった。
 酒井被告は逮捕前から覚悟を決めていた。
 逮捕前の6日間にわたった逃走劇は日本中を揺るがす騒動に発展した。東京・渋谷の路上で「社長」と呼ばれた建設会社会長によると、酒井被告は同行した継母に対し「これじゃ芸能界復帰はできないし、子供の将来を考えたら引退しないと」と漏らしたという。
 この時、破たんしていた夫婦生活についても言及していた。「別れないと子供が大変。子供とお母さん(継母)と3人で暮らしたい」と話すなど、離婚もほのめかしていた。
 会長は酒井被告に担当弁護士を紹介した経緯もあって、接見時の様子を初めて明かした。「(逮捕)当初は取り調べでも、接見の際も泣き崩れることもあったようだが、逮捕から半月たって、だいぶ落ち着いてきたようだ」と話した。
 酒井被告は食事もきちんと取っており、外見は逮捕時と変わらない様子だという。接見では子供や継母、所属事務所の話をしているという。取り調べ以外では、希望して差し入れられた小説を読むこともあるという。やはり最も気になるのは長男(10)と継母の様子。現在、継母は肺がんを患っていることもあり「お母さんは入院したの」「本当に申し訳ない。子供のために2度とやれないし、子供のために頑張らないと」などと話しているという。
 一方、起訴された28日の接見では疲れていた様子だったという。「(覚せい剤)使用について認めているのに、なぜ起訴されないのか」と所持だけでの起訴について、疑問を投げかけたという。長男の夏休みは8月末に終わる。それまでに所持及び使用で起訴されることで取り調べが一段落すると勘違いし、保釈される可能性にいちるの望みをかけていたとみられる。
2009年8月29日付(日刊スポーツ)
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