2007年11月25日日曜日

久賀高福祉科の生徒が高齢者宅で対話実習

山口県周防大島町久賀の久賀高福祉科の一年生三十人が二十日、学校周辺の高齢者宅を訪問し、お年寄りとコミュニケーションを取ることの難しさや、分かり合う喜びなどを体験した。

 社会福祉基礎授業の一環で、初めての取り組み。生徒たちは教室内で礼儀作法や守秘義務について指導を受け、三人ずつ十グループに分かれて高齢者宅を訪ねた。初対面のお年寄りを前に緊張し、沈黙する場面も目立ったが、「趣味は何ですか」「お孫さんはどんな方ですか」などと積極的に質問する生徒もいた。

 山口和人君(16)は「話のきっかけをつかんで打ち解けることができた」と喜び、松嶋友香さん(15)は「将来、介護関係の職場で働く自信がついた」とやりがいを感じていた。訪問を受けた岩田惣治さん(84)も「ここに、福祉科があってよかった。これからも続けてほしい」と話していた。(大村隆)

2007年11月22日付(中国新聞)

続きは・・・http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200711220369.html

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