2007年11月25日日曜日

低床バスの試験走行成功。草津「福祉ゾーン」バス運行廃止問題

滋賀県草津市笠山8丁目の「福祉ゾーン」のリフト付きバスの運行廃止問題で、帝産湖南交通(同市)は16日、車いす利用者も乗降できるノンステップバスの試験走行を行った。低床のバスでも安全運行に支障はなく、同交通は19日の経営会議でバス乗り入れに向け、今後の課題を協議する。

 同交通は、JR瀬田駅-滋賀医科大間で運行している同バスの路線延長を検討している。この日は、滋賀県立草津養護学校前の急坂を走行する際、低床の車両と路面が擦れないかを試した。各福祉施設や県、滋賀運輸支局の職員ら15人が見守る中、バスは安全に走行できた。しかし、県立障害者福祉センター前の停留所では、乗降口からスロープを出す場所の確保に課題が残った。

 同交通の中島与司男常務は「どの時間帯にノンステップバスを運行延長させるかなど、福祉施設側の要望も聞きながら、ダイヤ改正など社内の協議が必要」という。  養護学校など七つの福祉施設が集まる福祉ゾーンと、JR南草津駅を結んでいた同交通のリフト付きバスが老朽化に伴い、8月末で廃止され、車いす利用者から改善を求める声が上がっていた。

2007年11月16日付(京都新聞)

続きは・・・http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007111600220&genre=K1&area=S10

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