2007年11月24日土曜日

薬害肝炎「医師が伝えているはず」、当時の職員認識

 血液製剤「フィブリノゲン」でC型肝炎に感染した疑いが強い418人の症例リストの提出を受けながら、厚生労働省が本人に告知する措置を講じていなかった問題で、同省の対応を検証する調査チームは22日、調査の中間報告を発表した。

 リストが提出された2002年当時の関係職員は、「感染事実は医師が伝えているはずで、改めて告知する必要があるとは思わなかった」との認識を示していることが明らかになった。

 調査では、進行性の病気であることやウイルス感染の疑いがある血液製剤の投与について医師から知らされていない患者がいることが考慮されたかどうかは検証されていない。また、1987年前後に感染し、厚労省にその後、副作用報告があったケースが多いにもかかわらず、調査対象は02年以降の同省の対応に限られ、患者などからは公正さに疑問を投げかける声が出ている。

2007年11月22日付(読売新聞)

続きは・・・http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20071122ic23-yol.html

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