2008年4月2日水曜日

年金減り、必需品は一斉値上げ 4月から暮らし直撃

お年寄りの年金の手取り額が減る一方で、牛乳やしょうゆ、電気・ガス料金などが一斉に引き上げられる――。4月から暮らしにかかわる制度見直しや、穀物相場の急騰を受けた生活必需品の値上げラッシュが始まり、国民の生活を直撃する。
●保険料の年金天引き
 4月1日から75歳以上の人を対象に「後期高齢者医療制度」が始まる。約1300万人の加入者の8割が国民健康保険から移る人たちで、これまで口座振替や市町村窓口で納めた保険料が原則年金から天引きされる。負担の増減は収入や住む地域で異なるが、1人あたりの平均負担額は月6000円程度の見込み。年金の手取り額は、その分減ることになる。
 会社員の息子らの保険に加入し、保険料を払ってこなかった75歳以上の約200万人からも保険料を徴収するはずだったが、激変緩和策として4~9月の保険料はゼロ、10月~09年3月は本来の額の1割に減免される。
 65~74歳の国民健康保険料でも約3分の1の市町村で年金天引きが始まり、10月にはほとんどの自治体が実施する。
 現役世代では、国民年金保険料がいまの月額1万4100円から1万4410円に上がる。
続きは・・・http://www.asahi.com/life/update/0329/TKY200803290243.html
2008年3月29日付(朝日新聞)

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