2008年4月27日日曜日

「値上がり前に給油したい」ガソリンの駆け込み需要本格化

 ガソリン税などの暫定税率が復活する見通しとなり、大型連休が始まった4月26日から安いガソリンを買い求めるドライバーの駆け込み需要が本格化し始めた。
 暫定税率が復活すると、5月以降、1リットルあたり25・1円の増税となり、卸価格の値上げ分と合わせて、30円程度の値上げを検討しているガソリンスタンドもある。石油元売り大手は「駆け込み需要は祝日の4月29日がピークになりそうだ」と予測している。
 東京・世田谷区の「環八通り」沿いにあるセルフ式のスタンド「エクスプレス八幡山SS」では、午前10時ごろから給油待ちの車が出始め、夕方までに多い時で10台ほどの車列ができた。客は通常の土曜日より1~2割多かったという。
 この日のレギュラーガソリン価格は1リットル=124円。同店の男性主任は「暫定税率が5月1日に復活すれば1リットルあたり30円近く値上げする可能性がある」と話すが、「周辺店が安いままなら別だ」と柔軟に考えている。
 スタンドから石油元売りへの石油製品の注文も増えている。出光興産では、26日配送分のガソリンなど石油製品の注文受付量が平年比29%増に達した。昭和シェル石油も前年より1割増、新日石もガソリンの注文は1割強増えた。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080427-OYT1T00133.htm
2008年4月27日付(読売新聞)

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