2008年4月10日木曜日

精神障害への正しい理解を 宇治のNPO 中高生向けに副読本

 精神障害について中高生向けに解説した「精神保健福祉サービスユーザー理解をすすめる副読本」を、京都府宇治市のNPO法人(特定非営利活動法人)「かわせみ」がこのほど刊行した。
 「誰にでもありうる」障害として多感な時期に正しく知ってもらうのが目的で、希望する学校に無料配布する。
 冊子は、精神障害として神経症(ノイローゼ)、統合失調症、うつ病など7つを紹介している。発達障害では「『他の人とうまく交流ができない』『じっとできない』など苦手なことは違います」などと特徴を紹介している。
 具体例として、受験勉強の反動で統合失調症になり、7年かけて大学を卒業した大学院生(25)や、激務で22歳から幻聴が聞こえ始めた男性(36)の体験も掲載した。決して「特別な病気」ではない精神障害の実際を伝えている。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008041000083&genre=F1&area=K20
2008年4月10日付(京都新聞)

0 件のコメント: