2008年1月5日土曜日

「琵琶湖を世界遺産に」 知事、年頭会見で意欲

 嘉田由紀子知事は1月4日、県庁で年頭の記者会見に臨み、琵琶湖の世界遺産登録を目指す考えを明言した。「(2010年までの)任期内には見通しを立てたい」と述べ、早急に県庁内で準備チームを立ち上げる考えを示した。

 知事は、琵琶湖について「近代的文明が発達した場所で、古代湖としての生態系と古い文化を維持している湖は、世界的にもまれ」と指摘。世界遺産登録を「ハードルは高いが、高いからこそ、挑戦する価値がある」との意気込みを示した。

 世界遺産には、建造物群や遺跡などの「文化遺産」と、地形や生態系の「自然遺産」、2つの要素を併せ持った「複合遺産」の3種類がある。

 琵琶湖は、複合遺産を目指す方針だが、知事は「準備チームで(方向性を)検討してもらいたい」とした。

 また、県の「財政構造改革プログラム」について、市町からの批判を受け、「歳入の見通しを立て、見直し可能な点があれば1月中、下旬には示したい」と述べた。

2008年1月5日付(中日新聞)

続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20080105/CK2008010502076994.html

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