2008年1月1日火曜日

生活保護4年ぶり減額、引き下げ幅焦点

 生活保護制度の生活費にあたる生活扶助が2008年度に4年ぶりに下がることが固まったが、どの程度下がるかが今後の焦点だ。比較する生活費の対象を3人世帯にするか、単身世帯にするかで下げ幅が大きく変わるからだ。厚生労働省は年内をメドに決める方針だ。

 生活扶助の引き下げは2003、2004年と2年連続で下げて以来。
生活扶助の水準を測る基準は夫婦と子供1人の3人世帯で、収入が下から1割にあたる「低所得世帯」の生活費。厚労省の「生活扶助基準に関する検討会」がまとめた報告書では、3人世帯の生活扶助は生活費の水準を約1600円上回っている。

 生活費水準にあわせようとすれば、約1600円の生活扶助引き下げが必要になる。一方、60歳意上の単身者では生活扶助が約8,400円上回る。
これを基準にすればさらに大きな下げ幅になる。

2008年1月1日付(日経NET)

続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071201AT3S3002H30112007.html

0 件のコメント: