2008年1月18日金曜日

「ねんきん特別便」48万人中→14万人「訂正なし」

厚労相「再確認を」

 舛添厚生労働相は18日午前の閣議後の記者会見で、昨年12月中に約48万人に送付した「ねんきん特別便」に関し、回答を返送した約16万人のうち、約14万人が「訂正がない」と答えていたことを明らかにした。

 厚生労働省によると、この約48万人分は、該当者不明の約5000万件の年金記録の持ち主の可能性が極めて高いという。特別便は、今年10月までに年金受給・加入者全員の約1億人に送る計画だが、このうち、該当者不明の記録の持ち主である可能性が特に高い約850万人には、昨年12月から今年3月まで集中的に送られている。

 特別便には記録漏れの記録が記載されておらず、同封はがきに記載された「訂正がある」「訂正がない」の個所を選ぶだけのため、本人が詳細に確認せず、間違いに気付いていない恐れがある。このため、厚労相は「訂正なしと回答した全員が、(記録を再確認するため)窓口に来たり、電話を下さらないといけない」と、協力を呼びかけた。

 過去の年金の加入履歴を記載した特別便は、内容が複雑なうえ、5000万件をコンピューター上で名寄せした結果、見つかった記録を記していない。このため、「お年寄りには見方が難しく、わかりにくい」との指摘があった。

 厚労相によると、約48万人のうち、「訂正がある」と回答した人は約2万人いた。

2008年1月18日付 (読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20080118-OYT8T00433.htm

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